松下公子です。
大学時代にやっていたアルバイトの一つに「試食販売」があります。
そう、、デパートやスーパーで実際に食べる&飲んでもらって品を販売するというあれ・・・です。
時間の拘束は10時から18時までが基本でした。
が、私はその店にある在庫、例えば、ビール30ケースとか、プリン200個とか・・・在庫のすべてを短時間で売り切っていたので・・・
最も早くて15時には店を後にしていました。
そして、毎週そんなことをやっていたので、別の試食販売の会社から
「もっといいお給料だすよ」とヘッドハンティングされたこともありました。
はい、カリスマ試食販売員とは私のことです(笑)
では・・・その爆発的な販売の秘密・・・は?
ただ、売りたいものの「良さ」を伝えるだけではなく、
「そのよりよい使い方&今、買わなくてはいけない理由」を
伝えていたということです。
例えば、声掛けを「煮込みうどんセット、いかがですか?」で終わるのではなく、
「寒い冬に煮込みうどんを食べて温まりませんか?
受験のシーズン、お子様の夜食にもいいですよ!
手軽にそのまま火にかけるだけです!」といった感じ。
ただお店の通路を通っていた方に
「どうして、今、煮込みうどんを買わなければいけないのか!!」
という理由を作ってあげるわけですね。
先ほどの、声掛け文句を聞いて・・・「うちの子、受験生だから」とか
「確かに今日は寒いから温かいものを食べたいわ」なんて一人、二人が立ち止まればしめたもの(笑)
どんどんお客さまが立ち止まって、列に並びだします。
ちなみにこれは、人間の心理として、人が並んでいると自分も並びたくなる。同じ選択をしたくなる。心理学でいうバンドワゴン効果ですね。
まとめます。
売りたいものの「良さ」以上に、「そのよりよい使い方」や「メリット」を
イメージさせてあげるということが大切。
「相手が買いたい」と思う、言葉の使い方をちょっと考えてみませんか?