研修の概要
研修の狙い
入社して数か月、現場に配属された若手が静かに辞めていく。理由を尋ねると、待遇や人間関係が挙がります。ただ、その手前にもう一つの理由があります。
自分がこの仕事を続ける意味を、自分の言葉で言えないことです。
意味を言葉にできない仕事は、少し嫌なことがあると続きません。逆に、自分の仕事を自分の言葉で語れる人は、環境が多少きびしくても踏みとどまります。
この研修では、敬語や名刺交換の型を教えるだけで終わらせません。共感ストーリー®の手法で一人ひとりが自分の経験を掘り起こし、「なぜ自分はこの会社を選んだのか」を語れる状態にします。そのうえで、報告・自己紹介・電話応対といった、新入社員が最初につまずく場面の伝え方を整えます。
研修の進行内容
座学のほか、ワークシートへの書き出しとペアでの実践を通して理解を深めます。グループ・ディスカッションでは、同期がどんな言葉で自分の仕事を語るのかを聞き合い、自分の言葉を見つける手がかりにします。
研修の対象
- 入社3年以内の離職が続いているとお悩みの人事・教育ご担当者様
- マナー研修は実施しているが、若手の定着につながっていないと感じているご担当者様
- 新入社員の報告が要領を得ず、上司が何度も聞き返している職場の管理職の皆様
- 配属先で新入社員がうまく溶け込めているか気になる経営者様
- 内定者研修・新入社員研修の中身を見直したいご担当者様
研修の内容
入社直後の基礎編と、配属から数か月後のフォローアップ編、2回構成を標準としています。4月に一度きりの研修は、現場に出た瞬間に忘れられてしまうためです。若手が辞めるかどうかを考えはじめるのは、配属して数か月たった頃です。そこにもう一度入ります。
第1回 基礎編(入社直後)
- 社会人の第一印象は、最初の30秒で決まる
- アナウンサーが教える、声と表情の整え方
- 配属先で覚えてもらう1分自己紹介のつくり方
- 感情グラフを使い、なぜこの会社を選んだのかを掘り起こす
- 共感ストーリー®の4ステップ。自分の経験を語れる形にする
- 伝わる報告の型。結論を先に出し、数字は1つか2つに絞る
- 相談していいこと、してはいけないことの線引き
- 電話応対と来客対応の第一声
第2回 フォローアップ編(配属3〜6か月後)
- 前回からの振り返り。配属先で困った場面の持ち寄り
- 「辞めたい」と思う手前で、いま何が起きているかを言葉にする
- 自分の仕事の意味を1分で語る。未来を語る練習
- 上司や先輩に、自分の考えを伝えるときの言い方
- 言いにくいことを、角を立てずに伝える順番
- 1年目の経験を、強みとして語れる形にする
- 取引先やお客様の前での話し方
実践はペアを毎回組み替え、講師がグループを巡回してその場で助言します。全員の前で指名して講評することはいたしません。同期の前で恥をかかせないことを、この年代の研修ではとくに大切にしています。
研修時間
基礎編は1日コース(3時間〜6時間)、フォローアップ編は3時間を標準としています。内定者研修としての実施や、単発でのご依頼にも対応いたします。
適正人数
少人数〜20名前後
研修で期待される効果
- 自分がこの仕事を続ける理由を、自分の言葉で言えるようになります。
- 入社3年以内の離職を減らすきっかけになります。
- 報告が的を射るようになり、上司が聞き返す回数が減ります。
- 配属先や取引先での第一印象が変わり、可愛がられる新人になります。
- 受け入れる側の上司・先輩にとっても、若手に何をどう伝えればよいかが見えてきます。
講師と関連する実績
登壇するのは代表の松下公子です。放送局4局でアナウンサーを務め、独立後は就職・転職支援を15年続けてきました。「なぜ自分はこの仕事をするのか」を言葉にする作業を、これまで数多くの就職希望者と一緒に行ってきました。
企業向けには、日本郵便株式会社東海支社様にて共感ストーリー®を活用した営業コミュニケーション研修を、基礎編とフォローアップ編の2回構成で担当しております。また、大学からのご依頼で、就職を控えた学生に向けた講義も行っています。
あわせてご検討いただける内容
受け入れる側の伝え方を整えたい場合は管理職・リーダー育成研修を、社員全体の応対品質を上げたい場合は社員の表現力アップ研修をご覧ください。若手の定着をテーマにした講演としてのご依頼も承っております。
研修費用の目安
- 1回(3〜6時間)330,000円(税込)〜 20名まで
- 基礎編+フォローアップ編の2回構成 550,000円(税込)〜
オンラインでの実施も同額です。少人数(10名以下)や短時間での実施は、別途お見積りいたします。交通費は別途申し受けます。複数社での合同開催(費用を分担する形)もご相談いただけます。人数・時間・内容によって変わりますので、詳しくはお問い合わせください。
お問い合わせ
内容が固まっていない段階でもご相談いただけます。開催予定日・目的・ご予算など、分かる範囲でお知らせください。オンラインでの実施も可能です。
そのほかの研修は企業・自治体向けの研修と講演のページをご覧ください。
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